一日3粒~5粒のクコの実でアンチエイジング。
かの名将、徳川家康は好んで食べていたと
言われています。中国の伝説の美女、楊貴妃も
一日3粒食べていたとか・・・?
「不老不死の実」と言われるのは、
このことかも?
1日に10粒~30粒くらい食べると
良いようですが、毎日、10粒食べている人、
多くないと思うのだけれど・・・。
薬膳的な意味は、
味 甘味
性質 平性
どの経絡に効果があるかは、肝、腎、肺。
効果は、肝機能を高めて、老化を防止します。
食べる目薬と言われるのは、視力減退や
目の疲れを取ってくれます。貧血を予防する。
東洋医学の「赤」は肝に関係して、血を増やす
食材が多いのです。
楽天市場でクコの実の値段を150gで600円
くらいで売っていました。
できれば無添加のものがいいですね。
クコの実は欧米ではゴジベリーとして、
海外セレブに大人気。
それは、ゴジベリーがスーパーフルーツ
だからです。
アンチエイジング効果で美肌、ダイエットにも
効果あり。
女性ホルモンのバランスを整え、
血行を改善してくれるので、冷え症にも
いいです。
至れり尽くせりのフルーツです。
日本では、クコの実として知られていますが、
何となく薬膳料理に使われているのかな・・・と
いう感じ。
杏仁豆腐や中国粥にちょっと、
2粒~3粒入っていて、白の食材に赤い色を
添えているイメージじゃないでしょうか。
クコの実のいいところは・・・
1.
ビタミンCはオレンジの100倍。
ポリフェノールやカロテノイド、ビタミンCの
効果で、抗酸化作用が高いです。
活性酸素を吸収する能力を数値化したものを
ORAC値といいます。その数値は、アサイーベリー、
ブルーベリー、ノニよりも高いんですよ。
2.
女性ホルモンのバランスを整える。
β-シトステロールという成分が含まれていて、
女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。
3.
毛細血管を強化する。
ルチンやヘスペリジンを含んでおり、
血管が強化されることによって、血行の改善が
されると、血行も良くなります。
冷え症の改善や生理不順や生理痛にも
役立ちますね、
4.
ベタインというアミノ酸の一種が含まれている。
ベタインは、イカやタコ、ほうれん草にも
含まれています。
糖の吸収を防ぎ血糖値の急上昇を抑えます。
肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぎます。
コレステロールの蓄積も抑えてくれます。
5.
ビタミンB1、B2が含まれていて、
基礎代謝を上げてくれるのに役立ちます。
疲労の回復も助けてくれます。
6.
飲む目薬。
これって、ブルベリーじゃないのと
思いませんか。クコの実も目にいいです。
眼精疲労や視力の低下を抑えてくれます。
これは、カロテノイド類が豊富に含まれているから。
活性酸素の除去や血行改善で、ビタミン、
ミネラルも豊富なクコの実は、
質の良い卵子の形成に役立つのではと思います。
ちょっと注意が必要なのは、「ベタイン」は
月経を促進させたりする効果があるので、
食べ過ぎは良くないと思います。
イカやタコ、ほうれん草に含まれていると紹介
しましたが、妊婦さんでもこれらの食材は
料理に使われています。
妊婦さんだから食べてはいけない食材とは
あまり聞かないですね。
ですから、ほどほどに食べるのがいいんですね。
クコの実はナス科の植物なので、食べ過ぎると
お腹を下してしまうかもしれません。
血圧を下げる効果があるので、低血圧の人も
食べ過ぎに注意。
植物アレルギーを持っている人は、人によっては
アナフィラキシーを起こしてしまう可能性も
あります。
食べ物のアレルギーがある人や心配な方は、
食べてもいいか内科や皮膚科のドクターに
相談する方がいいと思います。
次回は、クコの実の食べ方などを
ご紹介しましょう。
Omura